野宿

今、密かに野宿がオサレらしい。

先日、終電間際、ほろ酔いのスーツ姿のサラリーマンが
今日は、野宿するか、と同僚らしき仲間に、笑いながら話していた。
冗談だろうと、思ったが、どうやら本気らしい。
目の前で、オサレな革靴を枕にベンチに横になったのである。
なんと、爽やかな。
野宿野郎という雑誌があるくらいなので、いよいよ本格的なブーム到来か。
ア然としたが、きこN自身も野宿は嫌いじゃないです。
春先から夏場にかけては、ビギナーには丁度いい。
繁華街の路地で、地べたに寝転がり、夜空を見上げると、寂しいどころか、清々しい。後頭部がアスファルトに、地ベタにくっついてる超感覚は、非現実的で、たまりません、恐らく、経験者しかわからない、苦笑。
でも、たまにがミソです、たまにが。
最近は、なかなか、路上や駅で、ヴィバークはしませんが、数え切れないほど朝を迎えた経験があります、自慢になっていません..が、金銭的理由からが殆どで、飲んでいて、終電を過ぎタクシー代まで、お酒に消え、仕方なしに野宿というパターン。後は、宿がとれなくて、というケース。嘘のような話ですが、宿の息子がこっそり夜中、お盆に酒とオカズをテンコ盛りに載せて、「内緒だよ」と、きこNにお供えに来てくれたことがありました。仏の心境でしたが、あり難く、頂きました、ナマステ。



そろそろ、眠くなってきたので、この辺で、寝ます、
場所は、長堀、長屋を改造したネパール料理屋横の路地より投稿。

では、明日。